米国のArgonne国立研究所のIan Fosterらはcomputational gridsという概念を提案した.電気のコンセントにプラグをさすようにして,ネットワーク上に分散して存在するコンピュータを利用した高性能計算ができるようにするというアイディアである.ここではComputational Gridsに関する情報を集めて置くことにする.
グリッドの研究のサーべイとして次はよくまとめられている.
[1] グリッドとクラスタの最新動向」 [講演スライド(pdf)] 松岡聡(東京工業大学 学術国際情報センター) (計算科学の展望 ---筑波大学計算物理学研究センター10周年シンポジウム---)
Gridに関する簡単な概要説明が野田松太郎先生(愛媛大学)のページにありました.
[2] GRID技術の応用
つぎの解説はGridを含むグローバルコンピューティングの現状をうまくまとめていて参考になる.
[3] 関 俊 司 (NTTエレクトロニクス株式会社経営企画本部 ) グローバルコンピューティング時代のシミュレーション (電子情報通信学会会誌 Vol.83 No.11 pp.813-817 2000年11月)
つぎにもNetSolveやNinfへのリンクがある.
[4] 山本喜一/ 榊原進/ 野寺隆志/ 長谷川秀彦 著 これだけは知っておきたい数学ツール 1999 年11 月 1 日発行、 203p, 共立出版、 ISBN 4-320-01640-8, 定価 2400 円
computational gridsを実現するためのプロジェクトのサイトをあげる.
(2) NetSolve
Jack Dongarra(テネシー大学)らによって開発されたGrid RPC SystemでScalapack, Petscなど豊富な計算ライブラリをサポートしている.
(3) Ninf: A Global Computing Infrastructure
このページのURIはhttp://www.oishi.info.waseda.ac.jp/~oishi/grid/grid.htm
最終更新 2002/4/14