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Scilabのグラフィックス

つぎに、Scilabのグラフィックスの使い方について調べよう。 基本となる一番簡単なグラフィックスの描き方はplot関数を利用する方法である。

例として、正弦関数$\sin(x)$のグラフを、 $0 \leq x \leq 2\pi$の範囲で書いてみることにする。Scilabの一変数関数を 描く関数としてはplotがある。plotを使って、正弦関数のグラフを書いてみよう。 Scilabのコマンドラインから

   --> x=0:0.01:2*%pi
と入力する。$\%$piはScilabにおける円周率を表す定数である。 この命令は、xを x=(0,0.01,0.02, $\cdots,6.24)$というベクトルとするという命 令である。つぎに
   --> plot(sin(x))
と入力すると正弦関数のグラフが書かれる。

Scilabにはこの他にも非常に高度なグラフィック機能があるが、それについては 後に学ぶことにしよう。



s oishi
2000-05-04